キャベジンu 25mg 用法用量 効能効果 副作用 注意

キャベジンu 25mg 注意

キャベジンu 25mg:医療従事者向け要点
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効能効果と位置づけ

胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃炎の症状/所見改善、慢性肝疾患の肝機能改善が適応。補助療法として“何を期待する薬か”を言語化すると説明がぶれません。

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用法用量(25~75mg×1日3回)

成人はメチルメチオニンスルホニウムクロリドとして1回25~75mgを1日3回。高齢者は生理機能低下を踏まえ減量も検討します。

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安全性の注意(PTP誤飲など)

PTPシートは必ず取り出して内服指導。誤飲は食道粘膜への刺入や穿孔→縦隔洞炎など重篤化のリスクがあります。

キャベジンu 25mg 効能効果 胃潰瘍 十二指腸潰瘍 胃炎 慢性肝疾患

 

キャベジンu 25mg(キャベジンUコーワ錠25mg)は、胃潰瘍十二指腸潰瘍・胃炎における「自覚症状および他覚所見の改善」、さらに慢性肝疾患における肝機能の改善を効能・効果として持つ薬剤です。

医療面接や服薬指導で最初にそろえるべき情報は、「何の病名に、何の改善を狙う薬か」を患者の言葉に翻訳することです。

とくに消化性潰瘍領域では、PPIやH2ブロッカー、除菌治療、NSAIDsの見直しなど“原因介入”が中心になるため、本剤は「粘膜防御の観点で支える薬」として位置づけるとチーム内の認識が一致しやすくなります。

一方、慢性肝疾患に対しては「肝機能の改善」という表現が患者に誤解されやすく、“肝臓を治し切る薬”と受け取られないよう、検査値推移と症状の関係をセットで説明するのが安全です。

キャベジンu 25mg 用法用量 25~75mg 1日3回 高齢者 減量

添付文書ベースでは、成人の用法・用量はメチルメチオニンスルホニウムクロリドとして通常1回25~75mgを1日3回経口投与で、年齢・症状により適宜増減とされています。

この「25mg錠」という規格は、処方上は“1回1~3錠”の形で出やすく、服薬回数が1日3回と固定されやすい点がアドヒアランス上の論点になります。

高齢者については「減量するなど注意」と明記されており、嚥下機能・多剤併用・便通変動(便秘/下痢)など、実務的な観察ポイントを事前に共有しておくとトラブルが減ります。

また、糖衣錠で白色円形、識別コード019、直径約8.1mm・厚さ約4.8mmといった製剤情報は、持参薬確認や鑑別時に役立つ“現場の小ネタ”として覚えておく価値があります。

キャベジンu 25mg 副作用 発疹 便秘 下痢 おくび

副作用としては、発疹などの過敏症、消化器症状として便秘・下痢・おくび等が挙げられています。

頻度が高いタイプの薬ではない一方、消化器症状は患者が「薬のせい」と気づきにくく、“胃薬なのに便秘/下痢がある”という違和感から自己中断につながることがあります。

そのため、開始時には「体質によりお腹の調子が変わることがあるので、続くなら連絡」を短く添えるだけでも、フォローアップにつながりやすくなります。

慢性肝疾患で服用している患者では、もともとの食事内容・便通・倦怠感などが揺れやすいので、症状変化を薬剤要因に早合点しないよう、時系列で整理して評価する姿勢が重要です。

キャベジンu 25mg 注意 PTP シート 誤飲 縦隔洞炎

薬剤交付時の注意として、PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導することが明記されています。

理由は、PTPシートを誤飲すると硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、さらに穿孔を起こして縦隔洞炎など重篤な合併症を併発するおそれがあるためです。

この注意は「一般論」ではなく、実際に医療現場で起きうる事故類型として知られているため、外来・薬局では“1回だけでも言う価値が高い”指導項目です。

高齢者、視力低下、手指巧緻性低下、せん妄リスク、独居などが重なるとPTP誤飲のハザードが上がるので、必要に応じて一包化や家族同席での確認など、環境調整を検討します。

キャベジンu 25mg 作用機序 胃粘液量 胃血流量 ヒスタミン 不活化(独自視点)

作用機序は「詳細な機序は明確ではない」としつつ、胃粘液量増加や胃血流量増加等による潰瘍抑制作用、肝機能改善作用を示すとされています。

臨床での独自視点としては、患者説明を“機序の暗記”に寄せるより、「胃の粘膜を守る方向に働く可能性がある」「胃の環境を整える補助」といった理解に置き換えたほうが、過度な期待(=効果が弱いと感じたときの自己中断)を防ぎやすい点が挙げられます。

さらに、薬理欄にはメチル基供与体として作用しヒスタミンを不活化するという実験的な記載もあり、“胃酸の量そのもの”より“粘膜防御・炎症の背景”に目を向ける説明の糸口になります。

一方で、エタノールや塩酸・NSAIDs関連モデルでの粘膜損傷抑制が「インドメタシン前処理で低下する」旨の記述があり、NSAIDs使用中の患者では「鎮痛薬の調整が本筋」という臨床判断を支える材料にもなります。

作用機序・用法用量・副作用など添付文書全体(根拠の中核)はこちら。

興和株式会社:キャベジンUコーワ錠25mg 添付文書(組成、効能効果、用法用量、副作用、PTP誤飲注意、薬効薬理)

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