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東北医科薬科大学病院の医師と診療体制
東北医科薬科大学病院の医師数と専門分野
東北医科薬科大学病院は、東北地方の医療を支える重要な拠点として知られています。2024年4月1日現在、同病院には202名の医師が在籍しており、さらに52名の専攻医と25名の臨床研修医が加わっています。これらの医師たちは、様々な専門分野で高度な医療を提供しています。
医師の専門分野は多岐にわたり、以下のような診療科が設置されています:
• 内科(総合診療科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科など)
• 外科(消化器外科、呼吸器外科、心臓血管外科など)
• 小児科
• 産婦人科
• 精神科
• 整形外科
• 脳神経外科
• 皮膚科
• 泌尿器科
• 眼科
• 耳鼻咽喉科
• 放射線科
• 麻酔科
これらの診療科に加えて、がん治療支援(緩和)科や救急科など、特殊な医療ニーズに対応する診療科も設置されています。
東北医科薬科大学病院の特徴として、医薬融合による創造的な臨床研究の推進が挙げられます。医学部と薬学部を併設する大学の附属病院として、両分野の知識を活かした先進的な医療の開発に取り組んでいます。
東北医科薬科大学病院の医師数と専門分野に関する詳細情報はこちらでご確認いただけます:
東北医科薬科大学病院の概要ページ
東北医科薬科大学病院の診療科別医師配置
東北医科薬科大学病院では、各診療科に適切な数の医師が配置されています。以下に、いくつかの主要診療科の医師配置状況を紹介します:
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呼吸器内科
• 科長(教授):大類 孝
• 副病院長(教授):吉村 成央
• 特任教授:大河原 雄一
• その他、准教授、講師、助教など計10名以上の医師が在籍 -
消化器外科
• 科長(教授):柴田 近
• その他、准教授、講師、助教など複数名の医師が在籍 -
小児科
• 科長(教授):森本 哲司
• 准教授:福與 なおみ
• その他、講師、助教など複数名の医師が在籍 -
産婦人科
• 科長(教授):徳永 英樹
• 講師:松澤 由記子
• その他、複数名の医師が在籍 -
泌尿器科
• 科長(教授):海法 康裕
• その他、講師、助教、専攻医など複数名の医師が在籍
これらの診療科以外にも、各専門分野に経験豊富な医師が配置されています。特筆すべき点として、東北医科薬科大学病院では、診療看護師(NP:Nurse Practitioner)も各診療科に配置されており、医師と協力して高度な医療を提供しています。
各診療科の詳細な医師配置状況については、以下のリンクでご確認いただけます:
東北医科薬科大学病院のスタッフ紹介ページ
東北医科薬科大学病院の外来担当医師スケジュール
東北医科薬科大学病院では、各診療科ごとに詳細な外来担当医師スケジュールが公開されています。患者さんは、このスケジュールを参考に、希望する医師の診察日を確認することができます。以下に、いくつかの診療科の外来担当医師スケジュールの一例を紹介します:
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消化器外科
• 月曜日:柴田 近(食道・胃 新患)、柴田 近(大腸 新患)
• 火曜日:中野 徹(食道・胃 新患)、柴田 近(大腸 新患)
• 水曜日:柴田 近(食道・胃 新患)、柴田 近(大腸 新患)
• 木曜日:辻仲眞康(食道・胃 新患)、辻仲眞康(大腸 新患)
• 金曜日:中野 徹(食道・胃 新患)、三浦智也(大腸 新患) -
呼吸器内科
• 月曜日:大河原雄一(新患・再来)、大類/島田(再来)
• 火曜日:鈴木利央登(新患・再来)、吉村/安達/大類/島田(再来)
• 水曜日:(午後)(新患・再来)、吉村/大類(隔週午後)(再来)
• 木曜日:水野友貴(新患・再来)、光根/島田(隔週午前)(再来)
• 金曜日:大友 梓(新患・再来)、安達/大類/中村/島田(再来) -
循環器内科
• 月曜日:熊谷/長谷部、長谷川 薫(新患)
• 火曜日:黒瀬裕樹、黒栁浩志(新患)
• 水曜日:山家 実、久野晴貴(新患)
• 木曜日:小丸達也、杵渕和志(新患)
• 金曜日:関口祐子、住吉剛忠(新患)
これらのスケジュールは、患者さんの状態や医師の都合により変更される場合があります。また、一部の診療科では特殊外来(例:呼吸器内科の気管支喘息外来)が設けられており、専門的な診療を受けることができます。
外来担当医師スケジュールの詳細は、以下のリンクでご確認いただけます:
東北医科薬科大学病院の外来担当一覧ページ
東北医科薬科大学病院の医師育成プログラム
東北医科薬科大学病院は、次世代の医療を担う人材の育成に力を入れています。同病院では、以下のような医師育成プログラムが実施されています:
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初期臨床研修プログラム
• 2年間の研修期間
• 基本的な診療能力の習得を目指す
• ローテーション方式で様々な診療科を経験 -
専門研修プログラム
• 各診療科ごとに3〜4年間の専門研修を実施
• 例:内科専門研修プログラム、外科専門研修プログラム、産婦人科専門研修プログラムなど
• 高度な専門知識と技術の習得を目指す -
サブスペシャルティ領域の研修
• 専門研修後、さらに特定の領域で高度な専門性を身につける
• 例:消化器内視鏡専門医、心臓血管外科専門医など -
大学院進学支援
• 臨床経験を積みながら、研究活動も行える環境を提供
• 医学博士号取得を目指す医師をサポート -
地域医療研修
• 東北地方の連携施設での研修機会を提供
• 地域医療の現状と課題を学ぶ
特筆すべき点として、東北医科薬科大学病院では、医薬連携を強化した独自の研修プログラムを展開しています。これにより、薬学的知識を活かした新しい医療アプローチの開発や、創薬研究への参画機会が提供されています。
また、同病院は東北地方の22の連携施設と協力し、幅広い症例を経験できる研修環境を整えています。これにより、都市部の高度医療から地方の地域医療まで、多様な医療現場を経験することができます。
医師育成プログラムの詳細については、以下のリンクでご確認いただけます:
東北医科薬科大学病院の専門研修プログラム紹介ページ
東北医科薬科大学病院の医師による地域医療貢献
東北医科薬科大学病院の医師たちは、病院内での診療活動だけでなく、地域医療の発展にも大きく貢献しています。以下に、同病院の医師による主な地域医療貢献活動を紹介します:
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地域医療ネットワークの構築
• 東北地方の各県の医療機関と連携
• 高度医療と地域医療の橋渡し役を担う
• 遠隔医療システムを活用した診療支援 -
医師派遣プログラム
• 地域の医療機関への医師派遣
• 短期から長期まで、様々な形態での派遣を実施
• 地域の医療ニーズに応じた専門医の派遣 -
地域医療従事者向け研修会の開催
• 最新の医療知識や技術に関する講習会を実施
• 地域の医療レベル向上に貢献
• オンラインでの研修機会も提供 -
健康啓発活動
• 地域住民向けの健康講座の開催
• 生活習慣病予防や早期発見に関する情報提供
• 学校や企業と連携した健康教育プログラムの実施 -
災害医療支援
• 東日本大震災の経験を活かした災害医療体制の構築
• DMAT(災害派遣医療チーム)の育成と派遣
• 地域の防災訓練への参加と医療面でのサポート -
ITやAIを活用した地域包括的健康管理システムの構築
• 将来の就労人口減少に備えた新しい医療システムの開発
• 地域住民の健康寿命延伸を目指す取り組み -
在宅医療の推進
• 少子高齢化社会に対応した在宅医療体制の整備
• 地域の診療所や訪問看護ステーションとの連携強化
これらの活動を通じて、東北医科薬科大学病院の医師たちは、東北地方の医療の質向上と地域住民の健康増進に大きく寄与しています。同病院は、「東北の地域医療を支える」という使命を掲げ、医療と教育の両面から地域に貢献しています。
地域医療ネットワークに関する詳細情報は、以下のリンクでご確認いただけます:
東北医科薬科大学の地域医療ネットワークページ
東北医科薬科大学病院は、高度な医療技術と豊富な経験を持つ医師たちによって支えられています。同病院は、診療、教育、研究の3つの側面から東北地方の医療の発展に貢献し続けています。今後も、地域のニーズに応じた医療サービスの提供と、次世代の医療人材の育成に力を注いでいくことでしょう。