進行胃がん 分類と病期とTNMと腹腔洗浄

進行胃がん 分類

進行胃がん 分類:臨床で迷わない要点
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分類は「深達度+転移」

進行胃がんは「粘膜下層を越える」かどうか(T)を起点に、N・Mを組み合わせて病期(ステージ)を決めます。

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CY1はM1として扱う

腹腔洗浄細胞診陽性(CY1)は、それ単独でもM1に含まれ、Stage IV相当として治療方針に直結します。

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臨床分類と病理分類を分ける

治療前に使う臨床分類(cTNM/cStage)と、切除標本で確定する病理分類(pTNM/pStage)でズレが起こり得ます。

進行胃がん 分類の定義と深達度

 

進行胃がんの分類を語るとき、最初の分岐は「早期胃がん」と「進行胃がん」を分ける深達度です。胃がんでは、深達度が粘膜および粘膜下組織にとどまるT1を早期胃がん、粘膜下組織を越えて広がるものを進行胃がんと定義します(臨床現場では“筋層以深=進行”という感覚で共有されやすい部分です)。

この定義は「転移の有無」と独立で、たとえばT1でもリンパ節転移があれば病期は上がり得ますし、逆に筋層以深でも遠隔転移がなければ局所進行として根治を狙える場合があります。

深達度(Tカテゴリー)は、局所治療の限界とリンパ節転移リスクの増え方を反映し、治療(手術、周術期薬物療法、緩和目的介入)を選ぶ土台になります。

進行胃がんの深達度イメージ(文章で押さえるコツ)

・「壁のどこまで入ったか」を一言で言えるようにする(例:T2=固有筋層、T3=漿膜下層、T4a=漿膜を越える、T4b=隣接臓器へ)

・“越えた瞬間に選択肢が変わる層”が粘膜下層であり、ここを境に早期/進行の扱いになる

進行胃がん 分類のTNMと病期

胃がんの病期(ステージ)は、T(原発巣の深達度)、N(領域リンパ節転移)、M(遠隔転移)の組み合わせで決まり、一般にⅠ期からⅣ期へ進むほど進行していることを示します。

国立がん研究センターの解説でも、治療方針を決めるためのステージには「臨床分類」と「病理分類」の2つがあると明記され、前者は画像や生検、審査腹腔鏡などから推定し、後者は切除標本で評価して術後方針にも使うと説明されています。

つまり「進行胃がん 分類=ステージを付ける作業」と捉えると、cTNM/cStageで治療戦略を立て、pTNM/pStageで“想定とのズレ”を検証し次の一手(補助療法やフォロー強度)に反映する、という流れが整理しやすくなります。

臨床でありがちな混乱ポイント(医療者向けの言語化)

✅「進行(早期/進行)」と「病期(Ⅰ〜Ⅳ)」を同じ言葉として扱ってしまう

→進行は主にT(深達度)の概念、病期はTNMの合成であるため、まず別物として説明するのが安全です。

参考)https://www.jgca.jp/wp-content/uploads/2024/11/public_comment02.pdf

✅「術前ステージ=確定」と誤解してしまう

→臨床分類は推定であり、術後にステージが変わることがあると明示されています。

進行胃がん 分類とリンパ節と遠隔転移

N(領域リンパ節転移)は「ある/なし」だけでなく、転移個数でN1、N2、N3a、N3bのように区分され、病期を大きく動かします。

日本胃癌学会の資料(ガイドライン改訂第7版パブリックコメント版)に掲載されている「胃癌取扱い規約第15版の抜粋」では、たとえばN1は転移1〜2個、N2は3〜6個、N3aは7〜15個、N3bは16個以上とされ、転移個数がそのまま分類の軸になります。

一方M(遠隔転移)は「領域リンパ節以外の転移がある」場合にM1とされ、ここに“後述するCY1も含む”ことが明記されています。

ここで重要なのは、進行胃がんの分類が「局所進行(TやNが重い)」と「全身病(M1)」を分けるための言語でもある点です。局所進行は外科・周術期治療でR0を狙う文脈に乗りやすい一方、M1では薬物療法中心、症状緩和(狭窄・出血への介入など)を含めた“治療目標の再設定”が必要になります。

医療者間コミュニケーションでは「T/Nでどこまで攻めるか」と「M1なら何を優先するか」を、分類の言葉で同時に共有できるのがTNMの強みです。

進行胃がん 分類とCY1

腹腔洗浄細胞診陽性(CY1)は、胃がんにおいてM因子の一つとして扱われ、これだけでStage IV相当になる、という整理が複数の資料で一貫しています。

日本胃癌学会のガイドライン改訂第7版パブリックコメント版でも、M1の定義に「CY1も含む」と明記されており、分類上は“腹膜播種が見えなくても”全身病として扱う根拠になります。

さらに同資料では治療戦略として、胃切除時にCY1が判明した場合は手術先行+術後化学療法を弱く推奨し、治療開始前の審査腹腔鏡でCY1が判明した場合は化学療法後にCY0になった時点で胃切除を行うことを弱く推奨する、と記載されています。

現場での“意外と刺さる”注意点(独自視点)

・CY1は「腹膜播種の診断」そのものではなく、「腹腔内に遊離したがん細胞の証明」であり、肉眼所見やCT所見と不一致が起こり得ます。

参考)https://www.niigata-cc.jp/facilities/ishi/ishi60_1/Ishi60_1_02.pdf

・そのため、進行胃がんの分類を上司や多職種に説明するときは「画像でP0でも、CY1ならM1でStage IV相当」という“分類の優先順位”を先に宣言すると、議論が短くなります。

・加えて、CY1の結果は「治癒切除の可否」だけでなく、審査腹腔鏡の適応判断や、術前・術後の薬物療法設計にも波及します。

参考リンク(CY1やStageの根拠:M1にCY1を含む/cStageとpStageの表がある部分)

https://www.jgca.jp/wp-content/uploads/2024/11/public_comment02.pdf

参考リンク(進行胃がんの定義:T1が早期、粘膜下組織を越えると進行/臨床分類と病理分類の説明)

https://ganjoho.jp/public/cancer/stomach/treatment.html

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