内斜視の治し方とトレーニング大人
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内斜視の治し方:大人の原因と受診
大人の斜視(内斜視を含む)は、複視(二重に見える)や眼精疲労を伴うことがあり、子どもの斜視とは臨床像が異なります。特に大人では抑制が起こりにくく、ずれが出ると複視として自覚しやすい点が特徴です。
原因は一つに限られず、子どもの頃からの斜視が加齢で悪化するケースに加え、外傷、頭の病気、糖尿病・高血圧など全身要因が関わることがあるため、急に複視が出た場合は原因検索(必要に応じて頭部・血液検査)を含めた評価が推奨されます。
また「スマートフォンの長時間利用による内斜視」が増えていることも問題として挙げられており、生活背景の聴取(近業時間・休憩の取り方)も診療上の重要ポイントになります。
【危険サイン(医療従事者向けの問診の観点)】
・急に複視が出た/短期間で増悪する
・頭痛、しびれ、麻痺、めまい等の神経症状がある
・眼球運動の制限感がある、痛みを伴う
これらは眼科単独で完結しない可能性があるため、鑑別の優先順位を上げます。ts-itoeyeclinic+1
内斜視の治し方:プリズム眼鏡と手術
大人の斜視治療は、眼位ずれや外眼筋の働き、屈折、両眼視機能などを総合して選びます。
プリズム眼鏡は、光を屈折させて両眼で同じ視標を捉えやすい状況を作り、両眼視機能を確保しやすくすることで複視や眼精疲労の改善が期待されます(ただし斜視そのものを根本的に治す治療ではない、という位置づけです)。
手術は外眼筋の位置を調整して眼位を改善する治療で、成人は局所麻酔・日帰りで行える場合があり、1つの筋肉あたりの手術時間は概ね20〜30分程度と説明されています。
【臨床で誤解されやすいポイント】
・「プリズム=治る眼鏡」ではなく、両眼視を成立させやすくする補助(症状軽減)として説明すると納得感が得やすいです。ocular+1
・手術は外見だけでなく、複視や奥行き感など生活機能の改善目的でも実施され得ます。
参考)https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3174650/
内斜視の治し方:視能訓練とトレーニング
斜視のタイプによっては「目をよせる訓練」や「両目を使って見る訓練」が適応になる場合があり、両眼視機能(同時視・融像・立体視)を段階的に評価しながら進めます。
両眼視機能の検査にはチトマスステレオテストや大型弱視鏡などが用いられることがあり、訓練の適応・目標設定にはこうした評価が実務上重要になります。
また視能訓練には、運動面の輻輳訓練だけでなく、運動面と感覚面の両方を鍛える融像増強訓練などがあり、「何を鍛える訓練か」を言語化すると患者の自己判断による危険な独自トレーニングを減らせます。
【自宅トレーニングを案内する際の安全設計(例)】
・目的:症状の軽減(疲労/複視の頻度)なのか、両眼視の再獲得なのかを分ける(目標が違うとメニューも違う)。kawagoe-ganka+1
・中止基準:複視が増える、頭痛や吐き気、眼痛が出る、作業能率が落ちる場合は中断し医療側へ戻す(“頑張れば治る”は危険)。ts-itoeyeclinic+1
・頻度:短時間・高頻度よりも、症状を悪化させない範囲で継続できる設計が現実的です(過負荷で近業由来の要素を悪化させない)。
参考)https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6389748/
内斜視の治し方:独自視点の関連内容
大人の内斜視では「目の位置」だけでなく、生活環境の負荷が症状(疲労・複視の出方)に影響し得るため、診察室の治療だけでなく“再発・増悪を防ぐ設計”が重要になります。
たとえば長時間のPC作業やスマホの使いすぎが斜視を悪化させる可能性がある、と臨床向け記事でも言及されており、トレーニングを足す前に「近業の密度を下げる」「休憩の型を作る」といった介入が、結果的に複視の出現頻度を下げることがあります。
さらに、斜視が疑われる場合は眼位検査・眼球運動検査・両眼視機能検査などで状態を数値化し、患者が“今日はズレがひどい気がする”という主観を、医療者側の評価軸へ接続することが、不要な民間トレーニングへの流出を防ぐ実務的な工夫になります。
【患者説明に使えるミニ表(外来での整理)】
| 選択肢 | 狙い | 注意点 |
|---|---|---|
| プリズム眼鏡 | 両眼で見やすい状況を作り、複視・眼精疲労を軽減 | 斜視自体を治す治療ではない |
| 手術 | 外眼筋の位置調整で眼位を改善し、症状や外見を改善 | 術式・筋数は状態で変わる |
| 視能訓練 | 輻輳・融像など、運動面/感覚面を狙って両眼視を改善 | 適応の見極めが必要、悪化時は中止 |
※上表の根拠:プリズム眼鏡の位置づけと効果、手術の概要、視能訓練の概念。
【権威性のある参考リンク(日本語)】
斜視の検査・治療(プリズム眼鏡、手術、検査項目、成人の特徴)
https://www.hoya.com/eye/shashi/

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