ゴリムマブ 商品名とシンポニー皮下注50mgシリンジ

ゴリムマブ 商品名とシンポニー

ゴリムマブ 商品名の要点
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商品名の結論

ゴリムマブ(遺伝子組換え)の代表的な販売名は「シンポニー」で、皮下注50mgシリンジ/オートインジェクターとして流通しています。

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薬効分類の位置づけ

ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤として、炎症性サイトカインTNFαを標的にします(免疫・炎症領域の生物学的製剤)。

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現場での確認ポイント

製剤形(シリンジ/オートインジェクター)、薬価、規制区分(生物由来製品・劇薬)、副作用頻度表などは添付文書/インタビューフォーム相当情報で必ず再確認します。

ゴリムマブ 商品名としてのシンポニー皮下注50mgシリンジ

ゴリムマブ(遺伝子組換え)の販売名として臨床現場で最も参照されるのが「シンポニー皮下注50mgシリンジ」で、医療用医薬品情報でも総称名シンポニー/一般名ゴリムマブ(遺伝子組換え)として整理されています。

同一成分・同一規格で「シンポニー皮下注50mgオートインジェクター」も存在し、自己注射や手技負担の観点でデバイス選択が実務上の論点になります。

規制区分として生物由来製品・劇薬処方箋医薬品に該当するため、導入時は感染症リスク評価や併用薬、ワクチン計画など、薬剤部・感染対策部門も含めた運用設計が重要です。

また、医療者向けの説明では「ゴリムマブ=成分名」「シンポニー=商品名」を混同しないことが一歩で、紹介状・サマリー・疑義照会のやり取りでの取り違えを減らします。

ゴリムマブ 商品名に紐づく薬効分類とTNFα

シンポニー(ゴリムマブ)は、ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤に分類され、TNFαの作用を抑制することで炎症症状の改善を狙います。

医療用医薬品データではATCコードがL04AB06として管理され、TNF阻害薬の枠組みで他剤比較や薬剤選択の議論がしやすい形に整理されています。

RA領域では「炎症コントロール」だけでなく「関節破壊抑制」もアウトカムとして重視されるため、薬剤説明の際は“痛みが引くか”に加えて構造的損傷の進行抑制という視点を共有すると、治療継続の意思決定が安定します。

一方でTNF阻害は感染症リスクと表裏一体なので、患者教育では“効く理由”と“注意すべき事象(発熱・咳嗽・帯状疱疹など)”を同じテンポで伝える設計が必要です。

ゴリムマブ 商品名シンポニーの臨床成績とACR20

国内試験の情報として、MTX単独に比べて「本剤50mg+MTX」「本剤100mg+MTX」でACR20%改善率が高いことが医療用医薬品情報に示されています。

CareNetの解説でも、国内第II/III相の二重盲検比較試験(MTX併用)で、24週時点のACR20改善率がプラセボ+MTXよりゴリムマブ+MTXで有意に高かったとまとめられています。

また、単剤投与の試験でも24週時点でプラセボよりゴリムマブ100mg群のACR20改善率が高いとされ、併用可否やMTX忍容性の問題がある患者で議論の土台になります。

実務では、数値そのものの暗記よりも「併用/単剤で用量が異なる設計があり得る」「評価指標としてACR20が語られる」点を押さえると、カンファレンスでの意思疎通が速くなります。

ゴリムマブ 商品名シンポニーの副作用と注射部位反応

副作用頻度表では、感染症(鼻咽頭炎、上気道感染など)が一定頻度で挙げられ、帯状疱疹や侵襲性真菌感染、ニューモシスティス症など重篤化し得る感染症カテゴリも列挙されています。

投与局所としては注射部位反応(紅斑、硬結、そう痒感、蕁麻疹等)が記載されており、デバイスや穿刺手技の指導・記録が患者体験を左右します。

また、皮膚障害として乾癬(手掌/足底乾癬、膿疱性乾癬)や皮膚血管炎などが挙げられており、「皮疹=アレルギー」と短絡せず鑑別の導線(皮膚科連携、写真記録、時系列整理)を作ると安全性が上がります。

“意外と見逃されやすい”運用ポイントは、感染症や皮膚症状が軽微に見えても、抗TNF治療中という背景情報が救急外来・当直帯で共有されないと評価が遅れやすい点で、薬剤カードやお薬手帳の記載徹底が現実的な対策になります。

ゴリムマブ 商品名の独自視点:薬価と情報連携(オートインジェクター)

医療用医薬品情報では、シンポニー皮下注50mgシリンジと50mgオートインジェクターで薬価が異なる形で提示されており、患者負担・病院採用・在宅自己注射導入の意思決定に影響します。

同一成分でもデバイスが変わると、保管方法の理解、廃棄手順(感染性廃棄物の扱い)、針刺し事故予防、自己注射の心理的ハードルが変化するため、“薬理”だけでなく“運用”を含めて説明することが医療従事者向けの記事では価値になります。

さらに、製品情報の更新(添付文書改訂、資材変更、流通変更など)は現場にタイムラグを生みやすいので、採用薬の定期レビュー時にKEGG/JAPIC相当情報を参照するルーチンを組むと、薬剤名の混乱や誤オーダーを減らせます。

「ゴリムマブ 商品名」で検索する読者の多くは、患者から“この薬の名前は?”と聞かれた瞬間に正確に答えたいニーズを持つため、商品名を答えた後に“どの製剤形か(シリンジ/オートインジェクター)”まで言えると、説明の解像度が一段上がります。

(製剤の基本情報・薬価・副作用頻度表の参照に有用:医療用医薬品 : シンポニーの総合情報)

医療用医薬品 : シンポニー (シンポニー皮下注50mgシリンジ 他)
ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤; 総称名:シンポニー; 一般名:ゴリムマブ(遺伝子組換え); 販売名:シンポニー皮下注50mgシリンジ, シンポニー皮下注50mgオートインジェクター; 製造会社:ヤンセンファーマ

(国内臨床試験の位置づけ、ACR20や関節破壊抑制、市販後調査方針の背景理解に有用:CareNetの新薬解説)

https://www.carenet.com/news/newdrug/carenet/30203