眼精疲労 目薬 コンタクト ドライアイ 防腐剤

眼精疲労 目薬 コンタクト

眼精疲労 目薬 コンタクト:3分で押さえる要点
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原則は「外して点眼」

コンタクト装用中の点眼は便利でも、成分吸着や角膜障害のリスクがあるため、基本はレンズを外して点眼する考え方が安全です。

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防腐剤(特にBAK)を意識

ベンザルコニウム塩化物(BAK)はソフトレンズへ吸着しやすく、角膜接触時間が延びて障害要因になり得ます。

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痛み・充血・視力低下は中止

強い痛み、充血、涙、目やに、見えにくさが出たら直ちに外し、感染症も疑って眼科受診につなげます。


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眼精疲労:コンタクトとドライアイの関係

 

眼精疲労の訴えが「夕方になるほど増える」場合、ピント調節だけでなく、乾燥や摩擦が引き金になっていることが少なくありません。日本眼科医会は、コンタクト装用により涙液層へ影響が出て、涙の量が減ったり蒸発しやすくなったりして乾燥感につながる点を説明しています。

乾燥が進むと角膜上皮は涙で守られにくくなり、レンズとの摩擦や微小な上皮障害が「ゴロゴロ」「しみる」「かすむ」を作り、結果として“疲れ目”として認識されることがあります。コンタクト装用者でドライアイ症状が出る場合、眼鏡への切り替えや装用時間の短縮、乾きにくい材質や1dayへの変更、ドライアイ用点眼などが対策として挙げられています。

現場で見落としやすいのは、患者が「疲れ=ビタミン系の目薬」と短絡し、乾燥・摩擦・装用習慣の是正が後回しになる点です。眼精疲労の背景にドライアイがあると、爽快感系の点眼で一時的に楽になっても、根本の乾燥が改善せず、点眼回数が増えて逆に眼表面を揺らすことがあります。まず“疲れ”の内訳(乾燥、アレルギー、感染、度数不適合、長時間装用)を分解して指導するのが安全です。

参考)https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10276711/

眼精疲労:目薬の防腐剤とソフトコンタクトの注意点

コンタクト装用中の点眼が問題になりやすい最大の理由は、防腐剤を含む点眼が多いことです。アキュビューの解説では、ベンザルコニウム塩化物などの防腐剤がレンズに吸着し、濃度が高まって角膜との接触時間が長くなることで角膜障害の原因になり得る、と整理されています。

日本眼科医会も、目薬中の防腐剤「塩化ベンザルコニウム(BAK)」はコンタクトレンズに吸着して角膜へ影響を与える可能性があるため注意が必要、と明記しています。

したがって医療従事者がまず伝えるべき原則は「基本的には、目薬はコンタクトレンズを外した状態でさすべき」です。日本眼科医会はこの原則を示したうえで、やむを得ずレンズ上から点眼する場合は、防腐剤が入っていない(使い切り等)か、BAK以外の防腐剤の製品を選ぶよう注意喚起しています。

ここで実務的に重要なのは、“防腐剤フリー=何でもOK”ではない点です。ソフトレンズは薬液・添加物の吸着や、pH/浸透圧など液性との相性でレンズが変形する可能性もあるため、「添付文書にソフト装用中可の記載があるか」を必ず確認する運用が堅いです。

参考)https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10240982/

眼精疲労:点眼タイミングとコンタクト装用の基本

コンタクト装用時の目薬は「外して点す」が基本で、例外は“装用中に使用できることが明記された製品”や“人工涙液タイプなど”に限定して考えるのが安全です。アキュビューの解説でも、一般論としてはレンズを外して点眼するのが望ましい一方、人工涙液タイプなどで装用したまま点眼できる場合がある、とされています。

ただし、その場合でもカラーコンタクトでは使用できない製品がある点、レンズ側・点眼側の添付文書確認が重要である点がまとめられています。

医療用点眼(処方薬)ではさらに慎重さが必要です。日本眼科医会は、眼科で病気治療中の人はそもそもコンタクト装用自体を避けるべきで、再開は担当医に相談するよう述べています。

また、長期点眼治療(例:緑内障など)が必要な装用者でも、レンズを外した状態で点眼するのがよく、朝の装用前や夜の取り外し後に点眼する、といった現実的なタイミング案も示されています。

患者指導で使いやすいチェック項目(院内掲示にも向く)

・📌 原則:ソフトは「外して点眼」優先(装用中可の記載がある製品のみ例外)pmc.ncbi.nlm.nih+1​

・📌 防腐剤:BAK含有は特に要注意(ソフトでは回避方向)pmc.ncbi.nlm.nih+1​

・📌 目薬ボトル先端:まつげ・眼瞼に触れない、手指衛生を徹底​
・📌 数日使っても改善しない、悪化するなら眼科受診へ誘導​

眼精疲労:コンタクトの合併症と受診目安

眼精疲労と思っていた訴えの中に、「感染症の前駆」や「角膜障害」が混じることがあります。日本眼科医会は、装用中や装用直後に充血、痛み、涙が止まらない、目やにが多い場合はすぐにレンズを外すよう勧めています。

さらに、コンタクトの合併症で最も怖いのは角膜感染症で、重症例では失明の危険があり、痛みが続く場合や見え方に影響が出ている場合はすぐ眼科受診が必要、と説明されています。

医療従事者としては「疲れ目=様子見」を減らすため、受診トリガーを具体化すると安全側に寄せられます。例えば以下は院内・薬局で即時に伝えたい赤旗です。

・🚩 眼痛が強い/外しても痛みが続く​
・🚩 視力低下、白くかすむ、光がまぶしい​
・🚩 目やにが増えた、涙が止まらない、強い充血​
・🚩 レンズ破損の疑い、異物感が抜けない(破片残留の可能性)​

また「乾燥や疲れを訴える装用者ほど、点眼でごまかして装用時間が延びがち」という行動パターンにも介入が必要です。日本眼科医会は、乾燥対策をしつつも装用時間はできるだけ短時間にする方がよい、と明言しており、ここが指導の軸になります。

眼精疲労:独自視点のプロアクティブ点眼療法と装用設計

検索上位では「疲れ目に効く目薬のランキング」へ流れやすい一方で、医療従事者向けに価値が出るのは“症状が出てから対処する”発想を変えることです。日本眼科医会は、アレルギー性結膜炎の治療で花粉飛散前から抗アレルギー点眼を開始し、飛散時期の症状をできるだけ抑える「プロアクティブ点眼療法」が注目されている、と紹介しています。

この考え方を「眼精疲労×コンタクト」に応用すると、繁忙期・受験・決算など“視作業が増える時期”に、ドライアイが悪化しやすい人は先回りで装用設計を変える(眼鏡日を増やす、1dayへ寄せる、装用時間の上限を決める)という予防医療的な指導が可能になります。

さらに、装用中点眼が習慣化している人には「点眼の回数」より「点眼が必要になる状況」を減らす方が、角膜上皮の安定に寄与しやすいです。日本眼科医会は、装用による乾燥がある場合、乾きにくい材質や1dayへの変更、点眼、装用短縮など複数の対策を挙げており、単一手段に依存しない組み立てが重要だと読み取れます。

現場での一言提案としては「目薬を変える前に、装用を設計し直す(時間・頻度・レンズタイプ)」が、患者の自己判断点眼を減らし、結果として安全性と満足度を両立しやすくなります。

(参考:医療従事者が患者へ提示しやすい権威ソース)

コンタクトレンズ装用と目薬(防腐剤・BAK・外して点眼の原則、ドライアイ対策、合併症と受診目安)

https://www.gankaikai.or.jp/health/62/index.html

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