アダリムマブbs 薬価
アダリムマブbs 薬価の一覧(シリンジ・ペン・規格)
医療従事者がまず押さえるべきは、アダリムマブBSが「同成分=同じ薬価」ではなく、規格(20/40/80mg)と剤形(シリンジ/ペン)で薬価が分かれている点です。
たとえばKEGG MEDICUSの「商品一覧 : アダリムマブ」では、先発のヒュミラと、複数メーカーのアダリムマブBS(FKB、第一三共、MA、CTNK等)が同一ページに並び、薬価が規格ごとに掲載されています。
ここでは、臨床現場で問い合わせが多い規格を中心に、代表的な薬価(1筒/1キット)を抜粋します(同一規格でも複数メーカーで同額設定になっているものがあります)。pmc.ncbi.nlm.nih+1
・アダリムマブBS 20mg:12,853円/筒(FKB、第一三共 など)kegg+1
・アダリムマブBS 20mg:11,062円/筒(MA、CTNK など)pmc.ncbi.nlm.nih+1
・アダリムマブBS 40mg(シリンジ):20,630円/筒(FKB、MA、CTNK、第一三共 など)kegg+1
・アダリムマブBS 40mg(ペン):18,636円/キット(FKB、MA、CTNK、第一三共 など)pmc.ncbi.nlm.nih+1
・アダリムマブBS 80mg(シリンジ):38,124円/筒(MA、CTNK など)kegg+1
・アダリムマブBS 80mg(ペン):39,302円/キット(CTNK など)pmc.ncbi.nlm.nih+1
また、国内で承認されているバイオシミラー一覧(PDF)では、アダリムマブBSについて「BS薬価」と「先行バイオ医薬品薬価」を同じ表で対比して掲載しており、規格別の差を一目で追えます。
参考)https://www.biosimilar.jp/pdf/biosimilar_list.pdf
アダリムマブbs 薬価とヒュミラ薬価の比較(価格差の見え方)
先発ヒュミラの薬価も同じくKEGGに掲載されており、たとえば40mgシリンジは49,726円/筒、40mgペンは46,864円/キットとして示されています。
同じページでアダリムマブBS 40mgシリンジが20,630円/筒、40mgペンが18,636円/キットと並ぶため、先発とBSの価格差を、剤形ごとにすぐ説明できるのが実務的な利点です。
ここで注意したいのは、患者の体感としては「40mg」という用量表示が同じでも、シリンジとペンで薬価が異なることです。kegg+1
説明の場面では、「同じ40mgでも、自己注射デバイスが違うと薬価(=医療費の基礎)が違う」ことを先に言語化してから、院内採用の剤形に話を寄せると誤解が減ります。pmc.ncbi.nlm.nih+1
価格差を“意外に”左右するポイントとして、バイオ医薬品では「薬価そのもの」だけでなく、患者が継続しやすいデバイス(操作性・針の扱い・廃棄のしやすさ)も含めた総合評価で処方が選ばれる現場が多い点です。
持田製薬の製品ページでは、アダリムマブBS 40mgペン0.4mL「MA」の薬価18,636円と、先発(ヒュミラ40mgペン0.4mL)46,864円が併記され、差が明示されています。
アダリムマブbs 薬価改定と旧薬価(2025年4月以降など)
薬価の実務で躓きやすいのが、薬価改定のタイミングで「旧薬価の表」と「新薬価の表」が院内資料・患者向け資料に混在することです。
実際に薬価検索サイトでは、アダリムマブBS(例:40mgシリンジ0.4mL「MA」)について「薬価(2025年4月1日以降)」と「旧薬価(2025年3月31日まで)」が並記されており、差分が見える形で提示されています。
この“並記”は便利な一方、説明時に旧薬価を見たまま概算を出すと、自己負担の見積がズレてトラブルになり得ます。
薬剤部・医事課・外来看護の間で参照している資料が一致していないと、同じ患者に対して「前回と金額が違う」説明になりやすいので、年度替わり(特に4月)前後は参照元の統一が安全です。
さらに、製品ページ側でも「※2025年4月更新」のように更新月が明記されることがあるため、現場では「更新日が読める一次ソース」を手元に置く運用が役立ちます。
アダリムマブbs 薬価と適応・用法用量(医療従事者の確認点)
薬価を語るときに医療従事者が必ずセットで確認すべきなのは、「適応」「用法用量」「デバイス」の3点です。
同じ薬価表を見ていても、疾患ごとの導入量(例:初回負荷)や増量の可能性があると、月次コストの見え方が変わるからです。
たとえばUbieの解説では、乾癬では初回80mg、以降40mgを2週に1回など、疾患・病態で投与設計が異なることが記載されています。
参考)アダリムマブBS皮下注40mgペン0.4mL「MA」(あゆみ…
つまり、薬価(1本あたり)が同じでも、レジメン上の本数が変われば患者負担・病院の薬剤費インパクトは大きく変動し得ます。
また、PMDA関連の資料として「承認品目一覧(バイオ後続品)」が公開されており、国内でどのBSが承認されているかを確認できます。
参考)https://www.pmda.go.jp/files/000276132.pdf
「薬価一覧」だけで判断せず、「承認されている製品であること」「院内採用されていること」「対象疾患での運用が整っていること」をワンセットで確認するのが、ミスを減らす実務の要点です。
アダリムマブbs 薬価の独自視点:患者説明で効く「1回あたり」換算と誤解予防
検索上位の薬価一覧は「1筒」「1キット」表示が中心ですが、外来での説明は「次回受診までに何本」「自己負担はいくらくらい」の形に落とすと通じやすくなります。
このとき、医療者側がやりがちな落とし穴は、薬価を“そのまま”患者負担と混同してしまうことです(実際の自己負担は保険割合や高額療養費などで変わります)。
一例として、関節リウマチ治療薬などの薬剤費と自己負担額をまとめた資料(PDF)では、アダリムマブBS皮下注ペン40mgについて「2週間に1回」など投与頻度に触れつつ、負担額のイメージが整理されています。
参考)https://www.ra-center.com/wp-content/uploads/2025/02/yakuzaihi-jikofutangaku.pdf
こうした「投与頻度×本数」を先に提示してから、患者の保険状況(1割/2割/3割)や高額療養費の見通しに話をつなぐと、薬価の話が“請求額の断定”に聞こえにくくなります。
さらに意外に効果があるのが、薬価差の説明を「先発とBSの値段比較」だけで終わらせず、次の3点を短く添えることです。
・「薬価は国が定める価格で、改定がある」
・「同じアダリムマブBSでも規格・剤形で薬価が違う」kegg+1
・「治療費は投与設計(初回負荷・増量)で動く」
これにより、患者側の“思い込み”(例:「40mgならいつでも同じ金額」「BSに変えたら必ず半額」など)を、短時間で安全に補正できます。ubie+2
参考:国内承認BSの一覧(アダリムマブBSのBS薬価と先行薬価が同一表で確認できる)
https://www.biosimilar.jp/pdf/biosimilar_list.pdf
参考:同一ページでヒュミラとアダリムマブBSの薬価を規格別に確認できる(40mgシリンジ/ペン等)
https://www.kegg.jp/medicus-bin/similar_product?kegg_drug=D02597