ミルマグ 液体 用法 用量 効果 副作用

ミルマグ 液体 用法 用量

ミルマグ 液体:医療者が押さえる要点
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用法用量は「就寝前/空腹時+水」

必要量を量り、コップ1〜2杯の水に薄めて服用し、水分摂取を増やすと効果が出やすい設計です。

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効果の目安は「翌朝期待」

腸を直接刺激しないタイプで、就寝前に服用すると翌朝の効果が期待される説明がされています。

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副作用は「高マグネシウム血症」意識

腎機能低下や長期使用、高齢者ではマグネシウム貯留リスクが上がるため、症状とモニタリングの考え方が重要です。

ミルマグ 液体 効果 と 作用(便秘 と 制酸)

 

ミルマグ液体は、有効成分として水酸化マグネシウムを含み、便秘治療薬としては体内への水分吸収を抑え、便に水分を与えて軟らかくし、自然なお通じを促すと説明されています。

この「水分を腸管内に保持させる」性質は、刺激性下剤のような腸管神経叢への直接刺激ではなく、浸透圧・保水に基づく緩下(オスモティック)として患者説明が組み立てやすい点が利点です。

さらに同一製剤が制酸作用も持つ点は、便秘だけを主訴にしない患者(食後の胃部不快・胸やけの訴えが混在)で、説明の一貫性を保つうえで役立ちます。

医療従事者としては「効果が穏やか=効かない」ではないことを先に言語化しておくと、患者の自己増量や早期の他剤併用(刺激性下剤追加)を減らしやすくなります。

参考)非刺激性便秘薬ミルマグ

一方で、便秘症状がない状態での習慣的な連用は避けるよう案内されており、漫然投与の抑制は服薬指導の中心になります。

ミルマグ 液体 用法 用量(成人・小児)と 服用タイミング

OTCのミルマグ液では、便秘に対して「1日1回、就寝前(又は空腹時)」に服用し、必要量を量ってコップ1〜2杯の水に薄めること、便秘治療薬としては水分を多めに摂るとより効果的であることが添付文書に明記されています。

用量は年齢で幅があり、成人(15歳以上)は1回5〜17mL、11歳以上15歳未満は1回3〜11mL、7歳以上11歳未満は1回3〜8mL、3歳以上7歳未満は1回2〜5mL、3歳未満は服用しないとされています。

「初回は最小量から開始し、便通の具合を見ながら増減」といった漸増の考え方は、下痢(過量)と不十分効果(過少)の両方を避ける実務的な要点です。

参考)https://www.mgpharma.co.jp/products/%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%B0%E5%86%85%E6%9C%8D%E6%B6%B2/

また、就寝前投与の説明としては、一般的に便意が起床時や朝食時に起こりやすいことから、就寝前が効果的とされる旨が案内されています。

ここで重要なのは「患者の生活リズム」に合わせる視点で、夜勤者では“就寝前”が日中になる場合があるため、指導では「自分にとっての就寝前」に置き換えて伝えると誤解が減ります。

ミルマグ 液体 副作用(高マグネシウム血症)と 腎機能

マグネシウム製剤では高マグネシウム血症が副作用として注意喚起されており、とくに長期投与、腎障害、高齢者で起こしやすいという指摘があります。

医療用ミルマグ(内用懸濁液)のインタビューフォームでも、腎機能障害ではマグネシウム排泄が阻害され貯留のおそれがある旨、また高マグネシウム血症の患者では症状悪化のおそれがある旨が示されています。

意外に見落とされやすいのは「腎機能が正常でも重篤化しうる」という論点で、便秘が重症(イレウス状態など)で大量のマグネシウムが投与されると、腎不全がなくても高マグネシウム血症を来す可能性が示唆された事例が紹介されています。

参考)便秘ガイドライン〈医師・医療従事者〉〈酸化マグネシウム製剤服…

このため、医療従事者が押さえるべき実務は「腎機能の有無」だけで単純に線引きせず、便秘の重症度(排便停止日数、腹満、嘔吐、食事摂取、腸閉塞疑い)も含めてリスク評価することです。

患者指導としては、漫然増量を防ぐために「効かないから増やす」前に相談する導線(薬剤師・医師へ)を明確化し、1週間程度服用しても改善しない場合は中止して相談するという既定の注意を徹底します。

現場向けの確認項目(チェックリスト例)

  • 腎機能:eGFR低下、腎疾患既往、透析の有無。

    参考)https://med.mochida.co.jp/tekisei/mag2710.pdf

  • 年齢:高齢者(貯留リスク)。​
  • 便秘の重症度:長期便秘・腹部症状が強い、イレウス疑い(正常腎でも重篤化しうる示唆)。​
  • 期間:長期連用・漫然投与。​

ミルマグ 液体 併用注意 と 服薬指導(独自視点:現場オペレーション)

添付文書の基本動作として「必要量を量り、水で薄める」という手順が明記されており、計量カップの目盛りが目安である点まで書かれています。

この“量る”工程は、錠剤よりも患者の運用でブレが出やすく、外来・病棟どちらでも服薬アドヒアランスの盲点になりがちです。

そこで独自視点として、医療者側の説明を「患者の失敗パターン」から逆算して設計すると指導の質が上がります。

  • パターン1:水で薄めずに原液のまま飲む → 味や粘性で継続不能、結果として不規則内服になりやすいので「薄める前提」を強調します。

    参考)https://image.yodobashi.com/etcobject/100000001002274119/M0000005592.pdf

  • パターン2:水分摂取が少ない(高齢者、心不全で飲水制限の自己判断など) → “水分を多く摂るとより効果的”という記載を、個別の水分管理(主治医指示)と両立させて伝える必要があります。​
  • パターン3:効かない不安で早期に刺激性下剤を追加 → ミルマグは就寝前で翌朝の効果が期待される説明があるため、評価タイミングを共有し、追加の判断を前倒ししないようにします。​

医療用の用量換算を説明する場面では、ミルマグ内用懸濁液7.2%として、緩下剤では1日投与量12〜27mL、制酸剤では12〜31mLといった製剤量の情報が示されています。

参考)ミルマグ内用懸濁液7.2%の効能・副作用|ケアネット医療用医…

OTCと医療用で「同じミルマグでも規格・用量設計が異なる」可能性があるため、患者が市販薬を併用している場合は“製品名だけで同一視しない”運用(成分量・濃度確認)をチームで徹底すると安全側に倒せます。

参考:用法・用量(希釈・水分、年齢別用量)が一次情報で確認できる

ミルマグ液 添付文書(用法用量・服用方法・注意事項)

参考:高マグネシウム血症(腎機能が正常でも重篤例があり得る等)の臨床的な注意点

便秘ガイドライン関連:酸化マグネシウム製剤と高マグネシウム血症の注意喚起

参考:医療用ミルマグ内用懸濁液7.2%の用量(緩下剤/制酸剤の製剤量)

ミルマグ内用懸濁液7.2%(用法用量・薬剤情報)

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